春になると、自然と手が伸びる「ピンク」という幸福感のあるカラー。まとうだけで柔らかな気持ちになったり、高揚した気分を味わえるこのカラーに任せて、着映えを叶えてみませんか? 本記事では、大人に似合うピンクコーディネートを実現していた、デボラ・レイナー・セバーグ、フスン・リンドナー、ファンダ・クリストファーセンのスナップをお届けします。
今年の春はトレンドのカラーアイテムをまとい、改めてファッションでエナジャイズしたい気分。中でも心ときめく「ピンク」を活用すれば、街中で映える着こなしになること間違いなし。ディオール 服大人に似合うバランスの取り方を、海外ファッショニスタのコーディネートから紐解きます。
■1:デボラ・レイナー・セバーグは…優雅な配色にスパイシーな素材と小物を加えぴりっと辛口に
デジタルクリエイター、ファッションコンサルタントのデボラ・レイナー・セバーグをロンドン ファッションウィーク中のストリートでスナップ。辛口要素を加えることで、成熟した大人の魅力を漂わせていました。
彼女が選んだピンクアイテムは、甘さの控えめなくすみピンクのボウタイシャツ。彩度を低くすることで、ピンクを取り入れるハードルがぐっと低くなるのでおすすめです。さらにレザー素材を選んだことで、甘さと辛さが共存した絶妙なバランスに。ラフに結んだタイで、こなれた印象を上乗せしているのはさすがです。
そこにまろやかなホワイトのハイウエストパンツとメッシュパンプスを加え、軽快さをアピール。くすみトーンで統一したピンクとホワイトの着こなしに、ミニサイズのレオパード柄ハンドバッグがよく映えます。
■2:フスン・リンドナーは…小さくとも威力抜群の鮮烈ピンクパンプスでモードに決めて
2022年3月19日、ミュンヘンでスナップされたインフルエンサーのフスン・リンドナー。今季らしい鮮やかカラーのピンクパンプスを活用し、遠くからでも目を引く着こなしを実現しました。
黒ジャケットで重心を上に置きつつ、淡いブルーのデニムを合わせることでメリハリたっぷりなテイストミックスコーディネートをメイク。いずれも身体が泳ぐシルエットを選ぶことで、抜け感に繋げています。
ジャケットとデニムという慣れ親しんだアイテムが新鮮に見えるのも、ヴィヴィッドなメタリックピンクのポインテッドトゥパンプスを合わせているから。ゆったりしたシルエットの着こなしだからこそ、シャープなパンプスの存在感が一層際立ちます。どきっとするほど強いピンクで、モードを両立。
■3:ファンダ・クリストファーセンは…くすみトーンで叶える大人のカラー×カラースタイルを堪能
インテリアブランド『RUBY ATELIER』を手掛けるファンダ・クリストファーセンを、オスロ ファッションウィーク開催中の街中でキャッチ。カラー×カラーがトレンドの今季、旬と大人らしさを両立させたいのなら彼女の着こなしが参考になります。
ピンク×ボルドーという色合わせは、ニアリーカラーなのでまとまりがよくなります。さらにくすみトーンを選べば、落ち着いた大人の雰囲気が漂って、派手さとは無縁。上質な艶を放つスカートのサテン素材が、歩くたびに静かに輝いて上品なオーラを放ちます。
きちんと感のあるシルエットなので、小物もきれいめなものをセレクトするのが好バランス。
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