祇園で17歳舞妓さん(上)

2016年5月26日

先週京都の祇園で

舞妓さん芸子さんとの会食にお招きをいただきました。

京都は一人旅にもよく行く街

しかし神社仏閣、町並みを散策する事のみです。

 

ひょんな事から

今年初めに京都についてを耳にしたばかりでした。

舞妓さん芸子さんの世界と京都の置屋のお話。

舞い踊りがあり競い合う話です。

その時は、私には無関係であると決めつけ

日本の伝統として耳に軽くしていました。

「へ〜そうなんだ!」ぐらいです。

 

それがひょんなことから

5月に京都祇園で芸子さん舞妓さんと

一緒に御飯会と聞いて(@@;)なぬ?

ドキドキ?ワクワク?

嬉しいものではなく緊張の胸騒ぎかもしれません。

 

なんせ、お茶漬けが出たら帰りなさい!の

サインだからね。と聞かされていましたから…。(笑)

数年前には、映画の“舞妓HHHan!“を見ていたので

より緊張します。

 

そして、緊張のその日はやってくるのです。

3日ほど前に、実は足を捻挫してしまい

行けないかと思っていましたが、

車で合流してのお座敷遊びとなりました。

(サポーターを巻いて…)

 

小さな路地の中を歩くと赤い提灯が…

扉を開けるとお出迎え。

 

広い畳の部屋に通されました。

3箇所に分かれているような畳部屋

6畳?3かしら?

(記憶が曖昧)(笑)

 

今回は6人でお座敷遊びでした。

食事を持ってきて食べる部屋があり、

間に空間、数人の方が飲み物や食べ物を運んできます。

両サイドのふすまから出入りします。

そして奥には舞うスペースです。

屏風があり片隅では三味線を奏でる場所

 

ピキーン!

 

もちろん一見さんはお断り

紹介者がいてのお招きなのですが…(汗)

 

まず、座ると、舞妓さん芸子さんをはじめ

着物を着たおねぇ様方がご挨拶に。

「◯◯どすぅ〜よろしくおたのもうしますぅ。」と

小さなシールの名刺を配り回りました。

もうそれだけで、目が点です。

 

これが、名刺とは!なんと品があることでしょう。

年功序列?なのかな?

舞妓さんは中学卒業で1年の修業

それを終えるとやっと舞妓さんとしての現場に出られます。

通常は未成年でお酒は飲めませんが

この世界では法律も許されていると言うのが

ある意味すごい話であり

伝統は守られるとはこの事ですね。

 

49歳の私と17歳の舞妓さんとの場なのです。

 

人生経験49年と社会に出て2年ほどの舞妓さん

芸子さんはもう少し上ですがそれでも若い。

その上のおねーさま方がいらしても38歳の方

女性の世界のお座敷遊びは女性が加われば

やはり、ついつい年齢の話に…

 

どんなご関係ですか?と聞かれて

娘と仕事関係者と友達と母親ですと紹介をして…

(笑)

 

不思議なものでこの席でも

ありのままに近く、(笑)

またまた聞き込みデカになってしまいました。

 

実は置屋の関係者なのか?

着物を着た年配の方も数人いらした中

6人に対して、6人以上の人達が動きまわり

挨拶や食事を運んできます。

凄いな!と思うのは17歳

舞妓さんは、若いにもかかわらず

おね〜様方の動きや対話と

食事の様子を気遣っています。

(訓練とは言えできない事です)

 

実は私は2人で食べても

相手と対話をしていると気づかえません。(苦笑)

お酒があるかないか?

食事があるかないか?

動かしたり気遣ったりなんて、

どうやっても今も出来ません。

 

しかも、アルコールが入れば

どんどん視野が狭くなり…

周りはより見えません。(笑)

その気遣いは癖付けのようなものだろうけど…

それでも凄い!

祇園で17歳舞妓さん(下)

2016年5月26日

舞妓さんとの対話は

どうやって、この世界に入ったのか?

なぜそう思ったのか?から始まり

質問攻めでした。(ごめんね(笑))

 

もう、何万回と聞かれてるこですからと、

それでも笑顔を絶やさず

失礼な態度嫌な素振りが1ミリもありません。

これがプロ意識というものだろう。

 

日本伝統を背負い

最高級の接待をする人達は

それなりの日をと見る目のある人に触れているので

当たり前なのですが、それでも凄い事です。

ココでも関わる人の違いを感じます。

 

ついつい自分の17歳の時の姿と比べてしまいます。

私自身も中学で就職でした。

実はお金の問題で

中学3年生の夏休みバイトをしていました。

当時の人脈や情報は就職するにも

学校からの斡旋に頼るしかなく

そこからデパートのウエイトレスへの旅立ちでした。

しかし彼女の場合は、

自分の意志でやりたいと思い志願したらしい。

そして、偶然にも紹介がありこの道へ

 

それが根性やプライドや

強い意志になっているのかもしれない。

厳しい1年の寮生活を耐えて

この現場に出ているのですから…

 

しかも、ほとんどが年配者の方たちばかりでの

このスタートは

コミュニケーションスキルは大きいと思いました。

関わる人の質の違いです。

(良い悪いは別として…)(笑)

 

そして、時間を守る 礼儀や挨拶、

年上を敬う態度

そして芸事である舞を学ぶ。

 

1年でいくつものパターンを

舞えるようになるのです。

 

その部分は本当に凄いと思いました。

舞妓さんの言葉道理ですね。

 

とにかく凄いのは

おいたちから素直に正直に

言葉にすることもさることながら

 

これからのことである

6年後ほど先を考えての今があることでした。

 

全てお世話になっているので

それを1人でやっていけるか?との問の中

衣食住で芸子さんとして自立する志にありました。

 

三味線弾きのおねーさんも38歳でしたが、

私は25歳の時にこれで行こうと決めて今だそうです。

それまでに、他の楽器も何かをしていたわけでもなく

決めたらこれ!という強い意志でした。

 

この世界では強い意識が大切ですね。(笑)

 

やはり皆がその1年で辞めていくそうです。

その後も、現場に出て辞める人も多い世界だそうでした。

女性の世界で生き抜くのは、

並大抵ではないだろうと感じます。

根性も同時に磨かれてゆくのかもしれませんね。

 

17歳の時、私の場合は今と今月、

来月までしか考える余裕もなく

いかに思想が違うのか?

根性も意気込みも甘々さんです。(笑)

生き様が違いすぎますね。あははっ。

 

その後、(数時間後)

舞妓さんとBARへ

カウンター席しか空いていませんでしたが

後ろにもグループさんが来ていました。

しかも、そこにいる芸子さんはまた美しい。

次の座敷に呼ばれると、

先輩おねぇ〜様とお客様に

丁重にご挨拶をして立ち去るその姿と振る舞いに

惚れるとかの問題ではなく、

日本の伝統や文化として残したい

“おもてなし“に近い

気品を感じずに入られませんでした。

 

ご近所さんに対しての私のご挨拶って…。

恥ずかしいわ!です。(笑)

 

しかし、何よりも

実はと17歳の彼女に

コミュニケーションのスキルの資料を作っているけど

やはり凄いね。と話すと、

「私なんてまだまだです。」との

その謙遜ぶりが今でも思い出されます。

確かに上には上の先輩おね〜様がたが…

しかし、何故か?先輩おねーさま達には、

どうしても無いものがある。

 

汚れのなさや、緊張感や希望のような輝くものが…

どれだけ笑顔で話していても何か業務的になってしまう。

完璧だからこその、初々しさが消えてしまうのかもしれませんね。

大先輩の大御所の貫禄は仕方ないのかもですね。(笑)

 

そして、先輩おねーさまは

どの様に変わるか

私達でもまだ、わからないと

17歳を見つめて語りました。

(どう化けるかみたいな。。。)

磨かれて、美しく変化する。

確かにまだ成長期でもあり、

顔も体型も変化しますものね。

 

 

 

食事はおねーさま達に囲まれ

自由に味わえなかったかもですが

(緊張の中食べる。視線の中食べる感じ)

対話はしっかり聞き込みデカが出来ました。(笑)

 

様々なプロ意識がありますが

礼儀・挨拶は誰にでも大切な部分だと

資料にもしっかりと記入です。

タイミングよく、素晴らしい経験が出来ました事に感謝です。

お誘いいただきました方々に感謝です。

 

PS

情報があったら、

中卒で住み込みするべきだったかな?

とよぎりました。

・まず踊りが苦手

・ 身長デカすぎる。

やはりこの道では面接で却下。(笑)

 

しかし

厳しい1年ですが

着飾る事が好きな女子

日本伝統に興味がある中学生は必見ですね。

舞妓はん♪

お金の価値観

2016年5月12日

お金の価値観

 

現在様々なカードが存在している。

カードでお買い物をするシステムは

支払は翌月

時には翌々月になることもある。

 

かれこれカードを初めて手にしたのは

18歳ぐらいの時だっただろうか?

なので30年近くカードを使っています。

 

気がつけば当時でも6万ほど使い込んでしまい

後から四苦八苦した記憶があります。

 

この癖は現在も変わらない

気を抜いてカードを使い過ぎて

気がつけばAmazonで6万を超えることがある。

その度に、お金の価値観を思い知る。

使い方の価値観に反省する。

いやいや、カードのマジックなのかもしれない。

(ただのお金の麻痺(笑))

 

その恐怖からか?

ついつい現金での買い物になる。

しかしこの現金もクセモノです。

1000円という価値観が変動する。

平気で1000円を使えるものと

もったいないと感じるものがある。

 

限界は3000円前後らしい。

一つが5000円を超えるとためらうこともある。

これは昔からのお金の価値観なのかもしれません。

 

 

不思議な感覚ですが30年過ぎても変わらない。

変わらないということは?

ん???

それで良いのか?と言う問題もあるが

良くも悪くもお金の使い方には

私流の流儀があるようです。(笑)

 

 

 

そして、現在

新しいチャージ式のものを手にしてみました。

ワオンカード

使用すると犬がワオーン!と鳴きます。

それはチャージ式のカードです。

 

ほとんどのコンビニ・イオン系列で使えるものであり

それ以外でも使える場所が増えている。

今日はドラッグストアーでも使えることを知りました。

(セブンのコンビニでは使えない)

 

良くコンビニを活用するので

実際私は月にどれだけの使用をしているのか?

そんなチェックも含めて挑戦してみました。

 

1万円をチャージして

使えば減ってゆくのです。

 

ん??

なんだろう?

使う価値観はこんな部分でも

心のバロメーターが揺れる。

不思議なもので

減るという概念が嫌らしいのです。

使うことをためらう気持ちがあるのです。

不思議です。

これも価値観の一つかもしれませんね。

 

しかし、携帯に

チャージしたカードを持っていれば

お財布を持って出なくても

あ!っと、思った時にコンビニに出かけられます。

なので、携帯のサイドポケットに

カードを入れています。

 

小銭を取り出したり、

バックから財布を取り出したりしなくていいのです。

チャージ式は私には経済的なのかな?

とも思える感覚でした。

 

そして何よりも

携帯アプリから残金と何処で使ったかが見えるのです。

勝手にコンビニ家計簿ですね。

 

コンビニといえば

アイスコーヒーを良く購入します。

100円

それがまたまた美味しいと感じます。

 

コンビニ使用はほとんどアイスコーヒーが多いのですが

さてさて今月はどれほどの使用金額なのかが楽しみです。

 

実はもう一つ

チャージ式の同じカードを手にしました。

コンビニで使うカード

その他のスーパー食料品などと

分けてみようと思います。

 

制限された中で使うと言う

無駄遣いが無くていいかもしれないと

思う今日このごろです。

 

PS

現金持ち歩かない時

(ワンコ散歩)

緊急カードにもなっています。(笑)

緊急ってどんな時?ですが…。

 

 

田中千栄子 経歴を見る
一般社団法人日本メンタルセラピスト協会 専務理事
日本メンタルセラピスト協会HP
http://www.jmental.com/
最近心の活動に熱い関心を持たれている方がいらして嬉しく思います。
協会ではテキストも中身を見て、立ち読みをして購入くださいとしております。心を扱う人になるには押しつけの心は良くないからなんです。そんな愚痴ではありませんが、この協会の中心にある趣旨(核)がこちらの無料電子書籍です。ハーフの読み物ですが興味のある方はこちらをダウンロードしてみてご覧ください。
この無料電子書籍の後に協会が出来ました。素敵な人の協力があって検定協会があります。
書籍内のホームセラピスト倶楽部って協会の事なんですよ。進化してしまっていますが趣旨のみご理解いただけるとありがたいです。
出版書籍のご案内
検定用テキストのご紹介
このブログの読者になる
RSSリーダーのご利用で、このブログの更新情報をいち早く入手できます。
RSSを登録する
バックナンバー
2017年
2016年
8月(2)
6月(8)
5月(4)
4月(6)
3月(6)
2月(7)
1月(4)
2015年
9月(5)
8月(3)
7月(5)
6月(4)
5月(6)
4月(6)
3月(4)
2月(2)
12月(7)
11月(7)
10月(9)
1月(8)
2014年
7月(2)
6月(4)
5月(2)
4月(2)
3月(2)
2月(3)
12月(5)
1月(5)
2013年
9月(2)
8月(2)
3月(3)
2月(3)
12月(4)
11月(2)
10月(3)
1月(5)
2012年
9月(4)
8月(5)
7月(9)
6月(4)
5月(6)
4月(6)
3月(5)
2月(3)
12月(4)
11月(2)
10月(4)
1月(6)
2011年
9月(4)
8月(8)
7月(3)
6月(1)
12月(4)
11月(7)
10月(11)
最近の記事